乳液の必要性はない~選ぶなら美容液のほうがいい

乳液は使うべき。肌にフタをして水分を閉じ込めるから必須。

この乳液神話はウソです。

乳液は必要ありません

ですが、乳液がダメ、不要ってわけじゃありません。目的や肌質に応じて「乳液が役立つ」というだけです。乳液を必ず使用しないとダメ!というのは完全にウソです。

本当に乳液が必要なのか?というより、あなたの肌にとって乳液に含まれる「成分」「特徴」が好ましいのかどうか?これで乳液の必要性を判断すればO.K.です。

乳液が絶対に必要ではない理由→ただの水分+少しの油分だから

乳液は本当に必要じゃないのか?

答えはYESです。

なぜなら、この世に乳液がなくなっても代用品があるからです。だから乳液が絶対に必要とは言えないんです。

では乳液ってなんだ?

というと、

化粧水より油分が多く水分が少ない、クリームより油分が少なく水分が多い

たったのこれだけです。

後は各ブランドで配合する成分に差があるだけで、乳液としての違いは油分量と水分量の比率だけなんです。

てことは、別にオイル美容液などを使えばオイル量は調節できるので、乳液である必要性はまったくないんです。

乳液のメリットはこんな程度しかない

え~!?でも乳液だけのメリットってないの?

一応あります。ですが、これはスゴい!なんてメリットはありません。

1.洗顔後にすばやく肌状態を元に戻せる

乳液はご存知のとおり乳白色です。これはまさしく乳化している状態です。水と油が混ざり合っている状態です。

実は人の肌表面もこの状態です。

みなさんは肌に皮脂が均一に広がっていると思っているでしょうが、実際には多少乳化しているんです。もちろん白く濁るほどではありませんけどね。

人の肌が健康でいられるのは、

  • 毛穴から出た皮脂
  • 毛穴から出る汗

これに加えて肌常在菌(表皮ブドウ球菌など)が皮脂を食べて作り出す脂肪酸(油分)によって、天然のクリームがうす~く作られています。

つまり、オイルをベターッと塗るだけじゃ効果はいまいち。ある程度乳化して初めて肌状態がベストになります。

乳液は既に水分と油分が混じり合っている状態なので、いい具合に人の皮脂状態に近い。そのため、すばやく洗顔後のクリアな状態から健康な状態に戻せるメリットがあります。

2.化粧水+オイルの簡易オールイワン効果がある

乳液に限らず、化粧水でもクリームでも基本的に水分と油分の比率が違うだけです。

乳液というのは、言わば「化粧水+オイル」が1つになっただけです。

それプラス既に乳化していると。

つまり、洗顔後に、

化粧水→オイル

とするスキンケアを、1本で済ませられる、言わばオールイワン化粧品みたいなもの、というわけです。

工程が1つ減るので肌をこする刺激が減らせるメリットがあります。

ただ、中には白濁させる成分ととろみ成分を混ぜて、いかにも乳液っぽくしたなんちゃって乳液もあります。

オールイワン化粧品にも多いタイプですが、こうなるともはや何のための乳液?となっちゃいますよね。

3.クリームより水溶性成分を多く配合できる

美容成分には水に溶けやすいもの、油に溶けやすいものの二種類があります。

水溶性だとハトムギエキスやナイアシン(ビタミンB3)、ビタミンC、植物エキスなどが一般的。

化粧水はもちろんですが、ほぼそれに近い水分量がある乳液にはこれら水溶性成分を多く配合できます。

クリームは水分量が50%以下に落ちる一方油分が増えるので、ビタミンA(レチノールなど)なんかはクリームじゃないと配合が困難です。

一般的には水溶性の美容成分が多いので、乳液にメリットはあります。ただ化粧水でもいいわけで、乳液の絶対的なメリットとは言えませんね。

乳液効果の嘘~フタ効果と肌の柔軟化

乳液はすごく効果がある!と言われる理由がこの2つの効果。

  • 肌にフタをして水分蒸発を抑える
  • 肌を柔らかくして化粧水の浸透を助ける

どっちも乳液ならではの効果じゃないですし、言われているほどの効果はほとんどありません。

乳液で肌にフタは嘘~だったらインナードライの人はなぜ乾燥肌?

化粧水だけじゃダメ。だから乳液で肌にフタをするんだと聞いたけど?

昔から肌にフタをする必要性が説かれてきました。化粧水の水分はすぐに蒸発するので、乳液の油分でフタをするのだと。

ですが、これは簡単にウソと分かります。

それはインナードライの存在です。

インナードライとは、角質層の水分量は少ないけど皮脂は多い状態です。

もし皮脂、つまり油分にフタ効果があるなら、内側から染み出してくる水分が蒸発せずに、角質層の水分量が高まるはずです。でもそうはならない。

ということは、油分に水分蒸発を防ぐ力はないってことですよね。

よく言われるのが、肌の表面に皮脂の被膜ができて、水分が出て行けずにとどまるというもの。

確かに水と油は弾きあうので理屈は通ります。

しかし、人の肌に広がっている皮脂膜は超薄いです。インナードライの人であっても実際は薄い被膜です。完全に肌を覆っているわけじゃないので、普通に水分は隙間から蒸発します。

もし油分だけで水分蒸発を防ごうとしたら、ワセリン(石油)くらい粘度があるものを塗らない限り不可能なんです。

乳液のほとんどは水分です。油分が入っているといってもわずか。これで「フタ」なんて無理なんです。

油で肌は柔らかくならない

乳液は肌の脂質バランスと同じで、すばやく浸透して肌を柔軟化させる……

と言われますが、オイルは肌にそこまで浸透しません。

いやでも乳液を塗ると硬い肌が柔らかくなるよ?

と感じるでしょう。

確かにそう感じるのは事実です。

ですが、これは決して肌にいいこととは限らないのです。

なぜ乳液で肌が柔らかく感じるかと言うと、角質層にある細胞間脂質にわずかならがの影響を与えているからです。

肌の油分というのはこの細胞間脂質のことを指します。それがあるのが肌の一番表面である角質層です。サランラップ1枚の厚みです。

ここにミルフィーユ状になって脂質が存在しており、乳液のオイルが同じ脂質同士で馴染んで、細胞間脂質の構造をある意味壊しているから柔らかく感じるのです。

ですが、本当の肌の柔らかさは角質層のことではありません。

さらに深くの真皮層のコラーゲン、ヒアルロン酸量によって決まります。つまり弾力です。

乳液で感じる肌の柔軟化は、確かに柔らかく「感じる」のですが、特に意味がないだけでなく、次に説明するセラミド状態を悪化させる可能性があるのです。

肌を綺麗に保つためには何を使うのがいいのか?

乳液の必要性が微妙になってきた……じゃあ何を使うべきなの?

乳液が必要だと思っていた人は、使わないと肌の調子が良くならない、綺麗に保てないと不安に思っていたからでしょう。

ですが乳液は必要ないとすると、何が肌に必要なのか?

一般的には「水分」が言われますが、化粧水の水分はなくても肌はきれいになります。

重要なのは、肌に元からある水分を維持する機能を高めることです。これが本当のフタ機能です。

これができるなら、乳液でもクリームでも化粧水でも何でも構いません。

スキンケアはセラミドさえ与えておけばいい

化粧水でいくら水分を与えても、一時的にしか保水されません。

その水分は肌の一部とはならず、しばらくは肌の水分のフリをしているだけです。

本当に必要なのは、肌の内側から染み出してくる水分を受け止めて蒸発させない機能です。

この役割を果たすのはセラミドです。これ以外にありません。

特に乾燥肌の人は非常に不足しています。

乳液が必要かどうかの前に、セラミドを補えるコスメなのかどうか?こっちのほうが遥かに大事です。

セラミドは乳液にそこそこ配合しやすいのでメリットがある

セラミドは基本的に油分に溶けます。なので化粧水より油分が含まれた乳液のほうが多く、かつ低コストで配合できます。

だったらクリームのほうがいいのでは?

確かに高濃度にするには油分が多いクリームのほうが有利です。

ですが、セラミドは他の美容成分と違ってあまり高濃度が求められません。

一部の超高濃度なセラミドコスメを除けば、基本的にクリームほどの油分は不要です。だいたい乳液くらいの油分量があれば十分な量のセラミドを配合できます。

だから、セラミドを補える乳液なら、乳液じゃないとダメってわけじゃないものの乳液を選ぶメリットはあります。

セラミドコスメは乳液より美容液で探すといいものが見つかる

ではセラミド乳液を探せばいいの?

セラミド配合の乳液で構わないのですが、おすすめは美容液で選ぶことです。

美容液のほうが価格が高くなりますが、セラミドコスメの品質が遥かに上です。

化粧水+ニベアなどのプチプラなスキンケアをしている人なら、セラミド美容液に変えるだけで肌荒れがなくなったり、きめ細かい肌になる可能性大です。

乳液と美容液の違いはほぼない

乳液と美容液はジャンルが違いますが、中身はほぼ同じです。

美容液も乳液と同じように水分がメインで、多少の油分が入っている点で同じです。ただ美容液というだけに、配合したい成分に適した油分バランス担っていることが多く、油分量はまちまち。そのため白濁しているものもあれば透明なものもあります。

乳液は油分を水分とともに与えるのがメインとなっている製品が多い、一方で美容液は特定の美容成分を与えるのがメイン。

ですが、水分と油分といった基本構成成分と割合はほぼ同じ。乳液と美容液は同一と考えていいんです。

見た目だけ乳液の意味がない製品がある

乳液は必須というイメージが強いため、別に乳液にしなくてもいいものを乳液っぽくしているコスメがあります。

乳液は本来、水分と油分を混ぜるために多少の界面活性剤が使われています。

これはクリームでも入っていますし、一部の化粧水にも入っています。

透明なクリームがないように、油分が含まれると乳化して色が濁って白くなります。だから乳液は自然な結果の色なのですが、中には乳液っぽく仕上げているコスメも多いです。

どういうことかというと、白濁させる成分で濁らせているのです。完全に見た目ですね。

そして油分のとろみじゃなくて増粘剤で乳液っぽいテクスチャーにしていたり。

つまり肌に余計なものをわざわざ添加しているのです。

一方で美容液は白濁しているというイメージはありませんよね?乳液っぽいやつもあれば、透明なタイプもあります。

この点で乳液より美容液のほうが肌にとって信用できることが多いのです。

特に安い、ドラッグストアでお馴染みの乳液は微妙なものが多いです。

各ブランドでセラミド配合量が多いのが美容液

セラミドを高濃度にするにはクリームが最適ですが、実際のところはクリームの油分量ほど求められません。

なので乳液や美容液程度の油分で十分。

そして、できるだけ素肌にセラミドを塗ったほうが浸透性がいいことから、結構なブランドがセラミド配合量を美容液で最大濃度にしています。

有名所だと、

  • ETVOS
  • NOVⅢ(ノエビア・常盤薬品)
  • アスタリフト(FUJIFILM)

ですね。

ここは美容液にセラミドを最大濃度配合しています。

ETVOSに関しては美容液・乳液というジャンルで販売しており、乳液が美容液と変わらないことを証明していますよね。

セラミド乳液(美容液)の効果的な使い方

セラミド美容液はどうやって使えばいいの?

スキンケア化粧品はいろいろ効果がアピールされていますが、基礎スキンケアならセラミドを補うかどうかです。

【予算と効果重視】オールイワン化粧品として使う

化粧水も厳密には不要です。

なぜなら、乳液や美容液も大半は水分だからです。

なので、乳液や美容液を塗れば化粧水の役割も果たしています。化粧水を使ったほうが肌がさっぱりして水分感が高まりますが、何度も言うようにその水分は蒸発するだけなので気持ちだけの効果です。

だから洗顔後にセラミド美容液を塗るだけ。

これで水分補給もフタ効果も与えられます。完璧です。

余計な油分も与えすぎないので、ニキビに困っている人にも最適です。

ただ、40代以降の女性だと若干油分が足りないかもしれません。その場合はスクワランなど安くて高品質なオイルを1滴だけ仕上げに塗っておけばO.K.です。

【効果重視】化粧水+ニベアやワセリンの人は乳液(美容液)を加える

ハトムギエキス化粧水とニベア青缶やワセリンでシンプルにケアしている人は多いと思います。

でもニキビができたり、ベタついていまいち使い心地が気に入っていない人も同じく多いはず。

でしたら、ニベアなどを少なめにして、セラミド美容液を間に加えると乾燥は気にならなくなります。

ニキビができる人ならニベアなどは使わないほうがいいです。セラミド美容液でフタができるので、わざわざ油分を無理に与える必要はありません。

【より効果重視】手持ちの化粧水は絶対に使いたいならセラミド先行美容液

化粧水は水分なので、基本的には洗顔直後に使うのが理想です。乳液先行という方法がありますが、別にあれで浸透性が高まることはありません。

乳液を先に塗ってから化粧水を塗ると、より乳化しやすくて肌に浸透したような感覚になるだけです。

本当に手持ちの化粧水を活かしたいなら、洗顔後のクリアな状態にセラミド美容液を先行させます。

ですが、セラミド美容液には油分が含まれており、後から化粧水を塗ると水分が弾かれます。

しかしアスタリフトのセラミド美容液は別で、油分を用いずに分散させることで高配合しています。だから先行美容液というジャンルになっており、化粧水の馴染み方を大幅に高めます。

価格は高いですが、皮脂不足の人でないならセラミド美容液+化粧水だけで十分です。テカらず軽く、かつ爽やかに仕上がります。

特にアスタリフトにはアスタキサンチンという優れた酸化に強い成分が入っています。ビタミンCやEを遥かに凌ぐ強さです。刺激もなくて、これからの加齢に不安を覚える人は使って損なし。

肌にメリットだらけのセラミド美容液(乳液)

ETVOS モイスチャライジングセラムの商品画像
  • @コスメでも上位常連
  • 乳液・美容液ジャンルで乳液好きにも受けがいい
  • セラミド種類が多くてメリットが大きい
  • 高級ブランド並みの成分内容
  • 中身に対してのコスパは他社を遥かに上回る

実感と使いやすさで好評な乳液に近いセラミド美容液です。乳液のつもりで使えますし、安い乳液にありがちな肌に余るベタつく感じは本当にゼロです。

これはセラミドメインのため、これこそ本当に角質層に浸透しているからです。

綺麗でトラブル知らず、透明感があってキメが細かい。こんな肌は確実にセラミド量が多いです。

特に重要なのがセラミド濃度より種類です。ETVOSは5種類。さらに植物エキス多数で炎症対策。これもセラミドを増やすのにとっても重要なことです。

かなり考えられており、かつサラサラ仕上がり。乾燥や荒れで困っている人は仕上がりと次の日の朝の変化に驚くはずです。

アスタリフト ジェリーアクアリスタ
  • 唯一の油分を用いないセラミド高配合美容液
  • ダイレクトにセラミドが角質層に浸透
  • 化粧水が弾かれず吸い込まれる
  • 柔らかくなるというよりモッチモチに
  • 価格はかなり高め!でも気に入ってしまうから困る

セラミドは乳液などの油分部分に含ませるのが普通ですが、アスタリフトは独自の分散技術で油分に頼っていません。

だから超さっぱりなジェリータイプ。

NOVⅢ バリアコンセントレイトの商品画像
  • 皮膚科によく置いてあるブランド
  • 本当に肌の脂質を補ってくれる
  • 皮膚科に通っているときでも使える処方
  • ラメラ結晶化セラミドで馴染みがいい
  • 肌荒れ防止成分で弱い肌も明るくキープ

皮膚科の受付でよく見るブランド。かなり昔から皮膚科レベルの製品作りをしており、その中でも最も優しさと潤いに強いのがこのラインの美容液です。

皮膚科医が薬以外で患者に勧められるスキンケア用品はない?という要望から生まれた製品。肌に足りないセラミドなどの脂質をすばやく補ってくれます。乳液が肌の脂質となるというのは嘘ですが、これなら本当です。